た行
大局観 (たいきょくかん)
局面全体の状況を的確につかみ、形勢の優劣を見極める感覚。
叩く (たたく)
相手の駒の頭に、自分の持ち駒の歩を打つこと。
垂らす (たらす)
次に歩が成れる所に打つ歩のこと。
た行-ち
力将棋 (ちからしょうぎ)
定跡にとらわれず、自分の力で指し進めていくこと。
力をためる (ちからをためる)
すぐに攻め込まず、攻め駒を補強すること。
中合い (ちゅうあい)
飛車、角、香などで遠くから王手されたときに、合駒を打って玉を守ること。
た行-つ
突く (つく)
盤上の歩を進めること。
継ぎ歩 (つぎふ)
相手の歩の頭に連続して歩を打つこと。
詰めろ (つめろ)
次に何も受けなければ詰ましますよ。という状態。
た行-て
手合い (てあい)
強い人と弱い人が対局するときにハンディ戦をつける規定のこと。
手厚い (てあつい)
すぐに優位を築こうとせず、丁寧にじっくり指すこと。
手筋 (てすじ)
ある局面で、駒の効率を考えた有効な方法。
た行-と
投了 (とうりょう)
負けを宣言すること。
飛び道具 (とびどうぐ)
飛車、角、桂、香などの駒を飛び道具と言う。
頓死 (とんし)
もう少しで勝つという局面で、自分の王様に詰めろをかけられていることに気付かず詰まされること。
な行
並べ詰み (ならべづみ)
普通に駒を打っていけば詰む、簡単な詰みのこと。
難局 (なんきょく)
難しい局面のこと。
な行-に
入玉 (にゅうぎょく)
相手の陣地(1段目~3段目)に自分の王を進めた状態のこと。
な行-の
逃れる(のがれる)
王が際どく詰まない状態のこと。
覗く (のぞく)
角を上がって違う筋に利かせること。
伸び過ぎ (のびすぎ)
歩を伸ばした後、その歩を攻める対象にされること。
は行
敗着 (はいちゃく)
負けの原因となる手。
剥がす (はがす)
相手の王に密集している駒を一つずつ取り除くこと。
離れ駒 (はなれごま)
孤立してしまっている駒のこと。
跳ねる (はねる)
桂馬が進むこと。
はめ手 (はめて)
相手に罠をかける手。落とし穴に落とすような手。
早逃げ (はやにげ)
攻め込まれる前に一足先に王を逃がしておくこと。
早見え (はやみえ)
早く良い手をみつけることのできる能力。
盤外戦術 (ばんがいせんじゅつ)
将棋の技術以外での盤外での戦術。相手の思考や集中力を妨げること。
は行-ひ
必死 (ひっし)
どうやって受けようとも次に絶対に詰まされる状態のこと。
は行-ふ
ぶつける
相手の駒の利き筋に、盤上の味方の駒を移動して交換を迫ること。
震える (ふるえる)
優勢を意識するあまり、消極的になってしまうこと。
不成り (ふなり)
駒が成れる状態で敢えて成らないこと。
は行-ほ
ポカ
うっかりすること。
細い (ほそい)
攻めが乏しいこと。攻め駒が少ないとき。
本筋 (ほんすじ)
将棋の棋理に則った正しい筋。