勉強法 ②中級編

昨日のブログでは、定跡が大事という旨を書かせていただきました。

ですが、それだけではありません。定跡と同じように大事な勉強法が詰将棋です。

詰将棋とは、駒が配置された状態から王手の連続で相手の王を詰ますパズルのようなものです。

王を詰ます過程は一局の将棋の中で勝敗が決する重要な局面です。

詰将棋には、将棋の手筋がたくさん盛り込まれていますし、局面を正確に読むという点でも

かなり効果的です。また日頃から詰将棋を解くことにより、この形は詰む

詰まないの直観的な感覚が磨かれ、勝負が決着する終盤において特に大きな力を発揮します。

ではいったい何手詰めくらいの詰め将棋を解けば良いのかと申しますと

私の個人的な考えですが、5手詰めが良いかと思います。

級位者ですと、7手詰めは難易度が高いかなと思いますし、3手詰めだと易しすぎるのかなと

思うからです。5手詰めを出来るだけたくさん解いて、それを毎日続けることが大事です。

実戦、定跡、詰将棋をバランスよく勉強することによって、初段という壁は

すぐ破れると思います。次回は上級編を書いていきたいと思います。